5日目

昨日のロンハー

直美ちゃんと吉村さんの関係を

自分に投影して泣いた。

私とオーナーの関係もあんな感じ。

出会って14年。

右腕のつもりで働いてきたけど

力及ばずで

オーナーはお店を手放す。

毎日毎日

朝から晩まで

12時間以上一緒にいるから

下手したら家族といるよりも

長い時間を過ごしているのかもしれない。

いつだって私に甘くて

もう自ら贔屓してるって言っちゃってて。

私が愚痴れば

今度は向こうが愚痴って。

後輩の結婚式のあと

［お前の結婚式はやばいだろうなぁ］

ぼそっと言っていた。

お色直しの退席

一緒に歩かせてあげようと思っている。

歳は4つしか変わらないけど

もう父親みたいなものだ。

［お前が嫁にいってないことだけが心残りだ］

私だってそうだ。

とっくに寿退社してるはずだった。

なんで結婚できないんだ！

話がずれてきたので

今日はここまで。

涙は止まらない。

4日目

だんだんと気持ちは落ち着いてきた。

どうやら今月中に

全員に伝えるらしい。

知ってるけど

お互いなかったフリして

詳しいことは話すこともないと思うけど

そんな中でこそっと

就活したり

新しい部屋探したりしなきゃいけなくて。

いざ、卒業の日が決まったら

なんて話したらいいんだろうとか

このまま残るスタッフは

見捨てていいんだろうかとか

そんなこと考えてる余裕無いはずなのに

心の中で、もやっとはする。

3日目

朝からずーっとおしゃべり。

今の職場はちょうど勤続10年

それだけいると

流石にここにいることが

当たり前になりすぎていて。

よくしてくれるお客さんも

仲良くしてくれるお客さんもたくさんいて。

技術だけじゃなくて

会いに来てくれてるんだなーとか

お喋りしに来てくれてるんだなーとか

そんなことも感じたりする。

今までの感謝と寂しさを込めて

いつもより

ちょっと丁寧に施術したりなんかして。

あぁお部屋も探さなきゃいけないなぁ。

次の職場はどこらへんにしようか。

2日目

告げられてから

初めての出勤。

平気なふりして

なんでもない顔して

黙々と就活するべきか。

それとも

つらいよーやだよー

まだまだ一緒に働きたいよー

と泣きつくべきか。

決定事項が動くことは

ほぼないと思うけど

［ゼロ］ではなくて。

思わず

［昨日は泣いて寝て泣いて寝て泣いていた］

と言ってしまった。

ここから見る仕事してる風景が好きだったな

とか

このお客さんと会うのも

あと何回かなぁ？

とか

客前で泣くなんて

もってのほかだけど

まだまだ気をぬくと

泣いてしまう。

記録

昨日［絶望］を突きつけられました。

私［無職］になります。

年明けに。

正確には［選択］を迫られています。

現状維持をするのか。

新しい挑戦をするのか。

今までのらりくらりと

甘えてきたツケが

一気に回ってきました。

誰にも言えないし

そんなだから相談もできない。

それはそれは押しつぶされそうで。

吐き出す場所が欲しかったので

ブログとして

日々の気持ち

心境の変化を

記しておこうと思う。

もしかしたら突然この［絶望］が

［チャンス］に変えられるかもしれない。

今はただただ

気がつくと泣いている。

泣いたってなんも変わりゃしないし

今も何もないが

ただただ気がつくと泣いている。

［絶望］

大昔にこの人と結婚するんだろうなぁって

ぼやっとしていたのが

突然終わりを迎えたときの感情に

よく似ている。

これからどうしていこうか。